初めてフォントを作ってみた

初めてフォントを作ってみた

今までに何度かフォント制作を試した事はあるのですが、甲斐性が無いのか、人様にお見せできるようなレベルまで持って行けたことがありません。今回初めて、まぁ良いかと思うようなものが出来たので、ご紹介。

今までにも旧Macromedia(現在はFontLab社から発売)の「Fontographer」というソフトでフォントを作ろうとしてみたり、オンラインフォント制作ツールの「Fontifier」を使ってみたのですが、座右の銘が「乱筆多謝」な私は甲斐性も無いので、フォント制作は「特別な人のみができること」と考えていました。

tf_01ところが、です。誰でも簡単にクリエイターにしてしまうAppleには素晴らしいソフトウェアベンダーさんが付いているものです。iPad専用のソフト、「iFontMaker」というソフトが発売になり、今回はこれで作ってみました。作り方はとても簡単で、ただひたすらアルファベットを書くだけです。とは言っても、バランスを見ながら書いていくと結構な労力です。実際に作ったものがこちら(→)。

ダウンロードはこちらから。
tf_01(Zip, 26KB)

フォント制作の決定版と言われるTTEdit/OTEditなどでまじめにフォントを作ったり、日本語フォントも作るとなるとその労力は想像を絶します。このソフト自体は日本語も一応対応していて、小学校1~2年生で習う漢字まで作る事が可能です。そのうち、なんとかがんばって日本語入りも試してみたいとは思っています。

ちなみにiFontMakerでフォントを制作すると、今注目を集めているweb fontにしてくれます。web fontはPCやMacと言った環境に依存しない形でテキストを表示するテクノロジーです。Googleがものすごく推し進めているようで、Googleサイトに行くと、かなりの量がアップされているのが分ります。日本語は文字数が多いため、フォントファイルが重くなってしまうため、まだ実用には堪えないような気がしていますが、英語のアイキャッチとして割り切れば面白いと思っています。
例えば、このtf_01をHTMLとして表示するとtf_01:Only Englishみたいになります。

もし自分でもやりたい!という方がいらっしゃったら、こちらから。本当にとても簡単で、普段から字がキレイな方なら10分も掛けずにフォントが作れると思います。

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