時代だなぁ… – Aloe Blacc -

ポップカルチャーは時代を反映すると言いますが、音楽に関して言えば、良くも悪くも「無難」な曲が多いですね、好きだ、嫌いだ、愛してる、愛してない、などなど…。
「愛」で溢れかえれば世の中が良くなるとJohnとYokoは言っていましたが、最近ラブソングは多いですけど、実際に「愛」があるかと言われれば、「?」な世の中じゃないですか?

時代を反映したAloe Blaccの「I Need A Dollar」は正に今、この先が見えない世の中を反映しています。
楽曲の世界観はさておき、とても良い声です。ソウルフルで、懐かしい感じです。

I need a dollar dollar, a dollar is what I need
hey hey
Well I need a dollar dollar, a dollar is what I need
hey hey
And I said I need dollar dollar, a dollar is what I need
And if I share with you my story would you share your dollar with me

俺には1ドルが必要なんだ、俺の話をしたら、あんたの1ドルを分けてくれるかい?と歌っています。
1ドルで何ができるのかは良く分かりませんが、まぁ大したことはできないでしょう。それでもその1ドルが彼には必要なのです。

まだビルボードチャートなどには出ていませんが、果たしてTop40入りして、1ドルで困る事は無くなるのか?

楽曲が大当たりして、多分まったくお金に困らなくなったのは、ミック・ハックネル、a.k.a. シンプリーレッドです。
1985年に発表されたSimply RedのPicture Bookに収録されていた「Money’s Too Tight (to Mention)」は当時の世相を反映して大ヒットになりました。

こちらはお金が無くて辛くて話す事もできない、という感じです。

両方ともクビになって、どうにかしないとと色々努力をするのに何も上手くいかない訳です。Simply Redの方が元気ですね。バンドだから仲間がいる、というのがあるんですかね。Aloe Blaccは昔の悪友(酒)に頼るしかないと言っています。いずれにせよ、キツイなぁ…、と。


Aloe Blacc
Good Things by Aloe Blacc @AMAZON

見た目がこれですからねぇ…。若かりし頃のマービン・ゲイのようです。

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