My kind of “songs for Japan”

My kind of “songs for Japan”

私は今回の震災後、テレビは被災地と原発のニュースばかり。
余震のせいか、それとも純然たる漠然とした不安のせいか、本を読んでも、仕事をしてもあまり手に付かないという日が数日続きました。皆さんはいかがでしたでしょう?

震災からそろそろ3週間が経とうとしていますが、この間に突然聴きたくなった曲をリストしてみました。リンクはすべてiTunes Storeです。

不安な時だからこそ、なのかも知れませんが、まず、子供の時に好きだった曲を突然思い出して聴きたくなりました。
Harry Belafonte – Danny Boy
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ハリー・ベラフォンテは子供のころ、毎日家で流れていたといっても過言ではないアーティスト/エンターテイナーです。そういえば最初に言ったコンサートも彼のコンサートでした。小学校に入ったか入っていないかという頃です。

Louis Armstrong – What A Wonderful World
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サッチモとしても知られるルイ・アームストロングもやはり子供のころからずっと聴いているアーティストです。楽しい曲、哀しい曲などと子供心に区別して聴いていました。その頃はこの曲がどういった気持の曲かよくわかりませんでした。

Billie Holiday – They Can’t Take That Away From Me
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同時期のシンガー、ビリー・ホリデーはいつの間にか聴くようになっていて、一体いつごろから聴いていたのか分りません。多分サッチモが好きだった私にレンタルレコード(!?)店でかりてきてくれたのではないか、と…。

次に聴きたくなったのが、自分が好きで音楽を聴き始めたころのものです。私はアラフォーなので、80~90年代の曲ですね。
Peter Gabriel – Don’t Give Up
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その中でも一番に思ったのが、ピーター・ガブリエルのこの曲。ケイト・ブッシュとのデュエットでした。もうよほどの音楽好きでないと覚えていないでしょうね。
去年か一昨年にAlicia KeysとBonoがデュエットした「Don’t Give Up Africa」という曲もありました(iTunesのみで発売)。これもとても良い感じでした。

Mike and the Mechanics – The Living Years
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マイク・アンド・ザ・メカニックスはピーター・ガブリエルとフィル・コリンズが在籍したGenesisのギタリスト、マイク・ラザフォードのバンドです。ボーカルはポール・キャラックです。
亡くなった父に残された息子が生前、希薄だった二人の関係を歌っています。

Bobby McFerrin – Don’t Worry, Be Happy
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トム・クルーズ主演の「カクテル」に使われていたこの曲はボビー・マクファーリンの初のヒットでした。タイトルのまんまの分りやすい内容と、明るい雰囲気が、この不安な時期にちょうど良いのかなと思ったりします。

Club Nouveau – Lean On Me
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私、実は一発屋が結構好きです。クラブ・ヌーボーもセールス的には見事に一発屋で、Bill Withers
iconの名曲をカバーしたこの一曲だけでした。これも「困ったら頼ってくれて良いよ、いつか僕も困る時が来る」といった内容の曲です。

気持ちが少し落ち着いてくると、少し大人になって、歌詞が分るようになってから好きだった曲が聴きたくなりました。
Tuck & Patti – Tears Of Joy
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個人的にはもっと人気があっても良いのに、と思う素晴らしいジャズデュオがタック&パティです。喜び、優しさ、哀しさといった感情表現が素晴らしく、12、13歳から愛聴していたのですが、仕事をするようになってからあまり聴かなくなっていました。今回久々に聴いたら、本当に素晴らしい!

BB King – Hummingbird
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なんでもかんでも地震のせいにしてはいけないのでしょうが、今回地震直後にとてもイラつきまして、こんな事じゃいかん、と思いながらも気持がなかなか落ち着かなく…。そういう時に私はBBキングを聴くことが多いです。

Mahalia Jackson – Nobody Knows The Trouble I’ve Seen
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キリスト教じゃないのですが、ゴスペルが結構好きで、一時ハマリ掛けた事があり、その代表といっても過言でないのがこのマハリア・ジャクソンです。この曲自体は色々なアーティストが歌ったり演奏している非常に有名な曲です。「私の見てきた困難を神以外誰も知らない」という内容です。

ところで、色々なところで、坂本九の楽曲が流れていますね。
内容的にもぴったりな上を向いて歩こうicon見上げてごらん夜の星をiconの2曲はその中でも断トツで聴きます。iTunes Storeでも結構売れているようです。

こんな時だからこそ、笑顔を忘れずにやっていきたいものです。
Elvis Costello – Smile
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この曲はナット・キング・コールiconやマイケル・ジャクソンなど色々なアーティストがやっていますが、私はエルビス・コステロのバージョンが好きです。「どんなに辛くても微笑んでさえいれば、人生は素晴らしいということがわかる」といった内容です。

Smile, though your heart is aching.
Smile, even though it’s breaking.
When there are clouds in the sky, you’ll get by.

If you smile through your fear and sorrow,
Smile and maybe tomorrow,
You’ll see the sun come shining through for you.

Light up your face with gladness,
Hide every trace of sadness,
Although a tear may be ever so near.
That’s the time you must keep on trying.
Smile, what’s the use of crying?
You’ll find that life is still worthwhile if you just smile

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