本当にさよなら、IE6!
待ち望んでいたこの時がとうとうやってきました。Microsoftがやっと公式にIE6の「賞味期限切れ」を発表しました!!
The Internet Explorer 6 Count Down
今週に入ってからどたばたしていて、書き込むのを忘れていましたが、ウェブ制作に携わる人間にはかなり大事な情報です。今までどれだけIE6のバグに泣かされたことか…。お終いの序章ともいうべき、この発表。遅すぎる!という気がしないでもありませんが、とにかくMSがこう発表してくれたのは素晴らしいニュースだなぁ、と思っています。
IE6が発表されてからもう10年も経つ、というのに日本でのブラウザーシェアもまだ10%を超えています。その10%だけのために、色々試行錯誤しないといけないのはかなり厳しいのです。アルファブロガーアワードを受賞している「Webクリエイターボックス」さんの書き込みで「海外Webサイト・海外Web屋の特徴」という記事がありまして、その中で、IE6についての記述がありました。
これはサイトのターゲット層や規模にもよりますが、基本的にIE6には対応させません。IE6に対応させるために追加料金を設定している企業もあります。そのかわり、iPadやスマートフォンの対応を重視しつつあります。
海外ならではの無駄省き!素晴らしい。
日本では基幹システムとの関係性でIE6を使わざるをえない、という企業ユーザーがいるらしく、こういったロジックはあまり通用しません。ログ解析をすると確かに10%なんて数字ではなく、20~30%ということも多々あります。こうなると確かに無視はできません…。
以前、提案として、ブラウザー検知を掛けて、IE6だったらアラートが出るようにしましょう、という話をしたことがありますが、そういったのもあまり評判が良くありませんでした…。ちなみに、今回MSが正にそれをしようと、コードを提供してくれています。便利だなぁ…。もう少し早くこの活動を始めていてくれたらなぁ…。早く日本語版も始めてくれないかしら。
このサイトもトレンドに乗ろうと思い、このJS張り付けました。IE6で見るとアラートがページの一番上に表示されます。